今回は【日本シャクリー】は本当に稼げる?その特徴・評判・口コミについてについて本当に稼げるのか調査してみてました!
先に結論を言ってしまいますが、【日本シャクリー】はオススメできません!
それはなぜなのか、
- 報酬プランの拡大には時間とコストがかかる
- ランクアップしても成績次第で権利剥奪に遭う
※あくまで個人的意見です。
すでに登録してしまっていたり登録を迷われている場合は、“オススメできない理由”をお伝えしますので、気軽にメッセージ頂ければと思います。
目次
【日本シャクリー】とは?
日本シャクリーは1956年にアメリカで設立された栄養補助食品や化粧品などを製造・販売している企業です。
日本法人として「日本シャクリー株式会社」が設立されたのは1975年。
創業から65年、日本法人の設立から46年と長い実績を誇っています。
創業者であるフォレスト・C・シャクリー氏は自身が病弱であった幼少期の体験から、健康に対する概念が人一倍だったとか。
健康には「バランスのとれた栄養」「自然と調和のとれた環境」「適度な運動」が必須なのは現代であれば当たり前の事ですが、シャクリー氏の青年期だった1900年頃からその考えに至ったのは凄いですよね。
アメリカでは一般的に浸透しているネットワークビジネスも、日本では懐疑的に見られていて、「ネットワークビジネス」と言われれば反射的に「怪しい」「ねずみ講みたいなもの」という印象がどうしても払拭できず、開業から5年で淘汰されてしまう企業も多いですが、長く続けられているのはシャクリー氏の理念を忠実に守っているからかも知れませんね。
それでも私の個人的な感想から、無責任にオススメすることはできません。
それを一つずつ見ていきましょう。
日本シャクリーの概要
まずはビジネスの概要ですが、まとめるとこのような感じでした。
・幅広い商品があり、どれも美容・健康・暮らしに重要なものばかり!
・企業としての環境保護・社会貢献活動も充実!
という内容でした。
正直言って、全く問題が無いように思えます。
日本シャクリーは余り悪いイメージで語られる事は少なく、企業理念から商品に至るまで好意的な印象です。
やっぱり長い実績がある企業は信用できますし、商品がどれだけ愛されているかが窺えます。
それでもオススメ出来ないのは、MLM特有の「誰でも簡単に稼げるわけではない」という点に尽きます。
MLMとは
MLMは「マルチ・レベル・マーケティング」の略称で、日本では『マルチ商法』という俗称が一般的ですね。
法律上は「連鎖販売取引」と言い、商品やサービスなどを販売するためのシステムとして、会員に口コミで宣伝させ、通常は『卸業者』『小売店』などが受け取る筈の中間マージンを会員が受け取ることができます。
口コミという形をとるため広告宣伝費を使わず、また人件費を「完全歩合制の会員を増やす」事で抑えているのが一般的なMLMです。
ねずみ講と混同されがちですが、法律では禁止されている無限連鎖講とは根本的に違い、商法的には違法ではありません。
日本シャクリーでは、このMLM方式を採用しています。
【日本シャクリー】の商品や報酬
次に日本シャクリーに参加した場合、実際に販売する商品や報酬について見てみましょう。
日本シャクリーの商品は
商品のジャンルが幅広く、日本シャクリーではどれも同等に扱っているように見えますが、やっぱり主力は栄養補助食品だと思います。
サプリメントやジュースで大切で重要な栄養素を取り込んでいき、健康的な身体を育成します。
「健康的で無理のないダイエット」の実現も可能なようで、成功例を口コミでよく見かけます。
商品はかなり信用できるものと言っても良いかも知れませんね。
報酬について
日本シャクリーでは、ビジネス会員を2種類に分けていて、それぞれがランクに見合った収入を得ることが出来ます。
【シャクリー メンバー】
シャクリーメンバーとして登録すると、通常の7割程度の値段で商品を購入する事が出来ます。
再販の権利が認められているので、この段階で小売することが出来ます。
つまり商品の3割が利益という事になりますね。
ただ、販売する先には制限があり、インターネットによる販売やオークションに出品などは出来ません。
日本シャクリーの商品がとにかく気に入り、友人や知人に紹介する上でちょっとしたお小遣い稼ぎ、という感じですね。
【シャクリー インディペンデント ディストリビューター】
シャクリーメンバーとしての『商品の7割購入』『再販売の権利』に加えて、連鎖販売取引を行うことができる会員となります。
実績に応じてボーナスが支払われる事になり、どちらかと言えば個人事業の意味合いが強いですね。
ボーナスも様々な種類があり、グループでの実績によるボーナスから自身の昇格・ダウン会員の育成・日本シャクリーのメンバー会員として継続して活動することへのボーナスなど、その時々で報酬を受け取ることが出来ます。
・商品を安く仕入れて定価で売り、差益を得る
・ダウン会員を紹介して自分のグループを作り、自信の実績に加えてダウン会員の実績・グループ全体の実績も報酬に繋がる
MLMとしてはスタンダードな感じですね。
率直な感想としては、きちんと会員になる事へのメリットが出来上がっているな、という印象です。
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【日本シャクリー】の評判
結論から言ってしまえば、日本シャクリーの評判は決して悪くありません。
ネットなどで散見される評判を見ていくと、それがよくわかります。
日本シャクリーの良い口コミ
・ダイエットに効果があったのはコレが初めて!愛用してます!
・報酬がわかりやすく、ボーナスも嬉しい!
・そんなに高いわけでもないので売りやすい!
日本シャクリーの悪い口コミ
・めちゃくちゃ勧誘がしつこかった
・集会(セミナー)にドン引きした
・効果がみえない
商品の評判は概ね良かったです。MLMの悪い口コミは「一部悪質な勧誘のせいで評判が落ちる」「ネットワークビジネスに対する一般的な無理解」からくる事が多いですが、日本シャクリーも例外ではないようです。
【日本シャクリー】のリスクは?
大きく稼ぐには自分のグループを作り「ダウン」会員を勧誘していく必要があります。
それがリスクに繋がっているようですね。
日本シャクリーのリスク
まず、日本シャクリーで会員になるには登録料や初回製品購入で約1万円ほどの初期費用が必要になります。
その後、定期購入を求められるわけではありませんが、毎月の購入額も報酬に関わってくるため、必要になってきます。
また、日本シャクリーの商品は他のMLMに比べて高額な印象はありませんが、例えばサプリメント一つをとってもドラッグストアに並んでいるものと比べると、どうしても高額になってきます。
それらを販売するには「でもドラッグストアで買う方が安いし、わかりやすい」という当然出てくる反応に勝たなければいけません。
仮に自分で愛用して効果があったのであれば、それを宣伝材料にも出来ますが、例えばサプリメントの場合、お薬とは違うので即効性はありません。
数ヵ月愛用することで徐々に徐々に体内環境が良くなっていくものなので、効果が出るまで時間がかかる事もままあります。
私の友人は日本シャクリーの製品ではありませんが、亜鉛のサプリを愛用して白髪が減ったと言ってましたが、それも半年ほどで少しずつ効果が得られたとのことです。
次に直接的な報酬についてですが、こちらも安定的とは言えません。
1ヶ月数千円程度の小遣い稼ぎであれば自分が周囲に勧めるだけで終わりますが、副業・ビジネスとして考えるのであれば、友人や知人を誘って自分のダウン会員になってもらい、グループを形成する必要があります。
ですが、全員が同じモチベーションを持ち続けるには限界があります。
販売・勧誘が難しくて心が折れてしまい活動しなくなる・・・そんな人がほとんどだと思ってください。
グループの収入を確保するためには、活動しなくなった人に声をかけてアドバイスしたりハッパをかけたりしなければいけませんが、心が折れてしまった人の多くは、それが鬱陶しく感じてしまうものです。
勧誘で友人から距離を置かれ、ダウン会員からも距離を置かれてしまう、なんて事もMLMでは珍しくありません。
ネットワークビジネスの場合、全員が全員とは言いませんが成功者の多くは「自分の直下ダウン会員が多い」という特徴があるようです。
つまり、言い方は悪いですが『下手な鉄砲も数うちゃ当たる』方式ですね。
違法性は無い?
日本シャクリーに違法性は見受けられませんでした。
ですが、
「何も聞かされず会いに行ったら勧誘に遭った」
「久しぶりに遊ぼうと誘われ、行った先がセミナーだった」
などという口コミが散見されましたが、仮にこれらが事実だとしたら完全な違法です。
MLM(連鎖販売取引)はかなり厳格に、また細かく法律が設定されています。
その事を会員にきちんと説明しているかどうかについては判断できません。
【日本シャクリー】はオススメか
ここまで日本シャクリーについて検証してきましたが、私個人の見解としてオススメできるかどうか・・・
日本シャクリーはオススメできる?
やっぱり私としては無責任にオススメする事はできません。
「1セット50万円の商品」なんてバカ高い金額ではないため、儲からずにローンだけが残った・・・というようなビジネスではありません。
利益確保のために大量購入しちゃったら同じ目に遭いますが、単価として高いわけじゃないし『余ったら自分で使おう』と開き直れるのであれば、成功できなかった場合のリスクは然程高いわけじゃありません。
自身の販売(営業)能力に加え、友人や知人を紹介するダウン会員・グループの形成、更にグループを「育てる」能力の全てが、MLMを行う上で必須になります。
「誰でもできる」は嘘ではありません。老若男女を問わず参加できますので。
でも「簡単に」「自分は何をしなくとも不労収入が得られる」この辺りは、苦労を苦労と思わない、幅広い人脈と高いコミュニケーション能力がある一部の成功者だから言える事なのではないでしょうか。
何をするのがいい?
個人的に、日本シャクリーの商品には好感を持っています。
製品開発までに長い時間を要し、その時代その時代に合った商品を高い技術で開発していった末に出来たものがほとんどだと実感を持って言えます。
なので「自分が愛用している、この良さを周囲の人たちにも知ってもらいたい」という、いわば利益を度外視した活動であれば、友人や知人が離れていく、なんて事にはならないと思います。
「自分が愛用してたらこんな効果があった。値段はコレぐらい」
「へー。そんなに良いんだ。でも高い・・・」
「市販されてるものより私は効果が出たから、コスパを考えたら高いとは思わないけど、その辺は人それぞれだから。ま、興味があるなら言ってね」
こういったやり取り程度なら、つまり無理に誘ったり購入をゴリ押ししなければ、悪い感情を抱くどころか「良いことを教えてもらった」という印象になりますよね。
でも、このスタンスで大きな収入に繋がるでしょうか?
とにかく稼ぎたい!と思われる方にとって、初めに取り組む副業としてネットワークビジネスは個人的に難しいのかなと思います。
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