今回は【ユニシティ】は本当に稼げる?その特徴・評判・口コミについてについて本当に稼げるのか調査してみてました!
勧誘されたけど迷ってる・・・という方は、
「本当に稼げる?」
「危なくない?」
「不労所得とか権利収入とか言われたけど、実際のトコどうなの?」
などなど、勧誘された時の売り文句が本当に正しいのか、不安になっていると思います。
先に結論を言ってしまいますが、【ユニシティ】はオススメできません!
それはなぜなのか、
- 商品が高額で販売しにくい
- 日本での活動に一抹の不安が・・・
※あくまで個人的意見です。
登録を迷われている方はもちろん、すでに勧誘を受けて登録しちゃった・・・という方も、“オススメできない理由”と登録した場合の対処法をお伝えしますので、気軽にメッセージ頂ければと思います。
目次
【ユニシティ】とは?
ユニシティは2001年にアメリカ・ユタ州で設立された健康補助食品や化粧品などを製造・販売する企業です。
ユニシティの設立は2001年ですが、実際の歴史はもっと古いです。
『エンリッチインターナショナル』というハーブなどを取り扱う北米で知名度のあった企業と、
『レクソールサンダウン』というドラッグストアからサプリメントの製造・販売を行っていた企業が合併して、
出来たのがユニシティというわけです。
エンリッチの設立は1985年、レクソールの設立はなんと1903年。
海外進出により独自のネットワークをもっていたエンリッチと、
アメリカに長く根付いていたブランド力が手を組んだ、という事ですね。
「ユニシティ・ネットワーク」としてスタートしましたが、
完全独立を遂げ現在の『ユニシティ・インターナショナル』になっています。
日本での知名度は決して高いものではないかも知れませんが、世界50以上の国・地域で展開していて、人気を誇る一大グローバル企業です。
世界的な企業で実績も100年以上なのに、私がオススメできないのにはきちんと理由があります。
それを一つずつ見ていきましょう。
ユニシティの概要
まずはビジネスの概要ですが、まとめるとこのような感じでした。
・科学的な研究に基づくイノベーティブな製品づくり!
・世界中にMake Life Betterを広げています!
という内容でした。
MLMの本場と言えばアメリカですが、ユニシティもアメリカではMLM企業として有名です。
アムウェイやニュースキンなどに肩を並べるほどの知名度らしいんですが、それだけではありません。
アメリカには『PDR(Physician's Desk Reference)』という、
医師用卓上参考書があるんですが、ユニシティの製品が十数点も掲載されているそうなんです。
日本には馴染みがないので例えるのが難しいんですが、
『厚労省認定』に近いイメージを持って貰えれば良いと思います。
MLMで有名なアムウェイも多くの健康食品を製造・販売していますが、
このPDRに掲載されていないところを見ると、ユニシティの製品が確かであるというのがわかりますね。
MLMとは
MLMは「マルチ・レベル・マーケティング」の略称で、
日本では『マルチ商法』『ネットワークビジネス』という俗称が一般的ですね。
法律上は「連鎖販売取引」と言い、商品やサービスなどを販売するためのシステムとして、会員に口コミで宣伝させ、
『卸業者』『小売店』などが受け取る筈の中間マージンが発生しません。
マルチ商法、なんて言うと日本では悪いイメージが先行しますが、
立派なビジネス体系であり、システム自体は合法です。
口コミという形をとるため広告宣伝費を使わず、
更に人件費を「完全歩合制の会員を増やす」事で抑える、という傾向にあります。
これら中間マージンや広告宣伝費がビジネス会員へ還元される、
というシステムがMLMの大きな特徴です。
ねずみ講と混同されがちですが、法律では禁止されている無限連鎖講とは根本的に違い、商法的には違法ではありません。
ユニシティでは、このMLM方式を採用しています。
【ユニシティ】の商品や報酬
次にユニシティに参加した場合、実際に販売する商品や報酬について見てみましょう。
ユニシティの商品は
ユニシティの商品はサプリメント一つとっても、かなり細分化されています。
身体の浄化を目的としたもの、滋養を目的としたもの、
などなど目的別に様々な商品があります。
他にもオーラルケアとして歯磨き粉、
ボディソープやローションなどのボディケア、
シャンプーなどのヘアケア、
スキンケア・メイクアップをどちらも抑えた化粧品など、
美容・健康に特化した商品ばかりです。
報酬について
まず、ユニシティでビジネス会員になるには3,240円の登録料が必要になります。
また、更新料として1年ごとに2,160円が継続費用として別途必要になります。
ビジネス会員になると、まずは小売りによる報酬があります。
ユニシティの商品をメンバー価格である20%割り引いた金額で購入できるので、
それを友人や知人に定価で販売すると、差額である20%が自分の利益になる、というわけです。
更に、自分が知人などをユニシティに紹介してダウン会員にさせると、
そのダウン会員が販売した利益も報酬として受け取る事が出来ます。
それを繰り返して自分のグループを大きくすれば、実績に応じた各種ボーナスによって、大きな利益を上げる事も可能になります。
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【ユニシティ】の評判
結論から言ってしまえば、ユニシティの評判は悪いものが若干多いかな?という感じでした。
ネットなどで散見される評判を見ていきましょう。
ユニシティの良い口コミ
・デトックスに効果があるようで愛用したら体調が軽くなった!
・便秘が解消されてスッキリ!
・毎年の健康診断でどんどん数値が良好に!
ユニシティの悪い口コミ
・良いのかも知れないけど、高い。しかも高いのばっかり勧めてくる
・効果があるのか無いのかわからない。同じわからないなら安いのが良い
・ネットショップで安く買えるから会員になった意味が無い
商品の口コミは良いものも多くありましたが、
勧誘などは悪い口コミが多いですね。
これはネットワークビジネスがなかなか根付かない日本人の慎重な性格もあると思いますが
「勧誘がうまくいかないだけに必死になる」
という悪循環が生まれているようです。
【ユニシティ】のリスクは?
次にユニシティにビジネス会員として登録した場合のリスクを見ていきましょう。
ユニシティのリスク
まず商品が高額である、という点があります。
中には安く購入できるものもありますが、やっぱり一般的な商品と比べると高額です。
もちろん、売る側としては「高品質」をプッシュする事になりますが、
サプリメントなどは毎日飲み続けて、効果が徐々に現れるものなので、
ユニシティのサプリと市販のサプリを単純比較することは難しいですよね。
権利収入として毎月労働することなく報酬を受け取るには、
多くのダウン会員を作り、自分も含めてダウン会員たちが多くの商品を定期購入してくれるお客さんを作り上げる必要があります。
これには長い時間と相当の労力が必要になってきます。
それがまず一点。
二つ目としては、
『ユニシティにおける日本での売り上げが年々減少している事』
が挙げられます。
ユニシティジャパンが日本法人として設立されてしばらくは好調をキープしていましたが、2008年ごろから急激に売り上げが落ち込んでいます。
近年は盛り返してはいますが、それでも全盛期の約半分ほど。
日本はMLMが定着していないにも関わらず、
その中でもユニシティは日本のMLM売上高ランキングが50位前後に止まっています。
社名変更や報酬プランの改革など、様々な経営建て直しを図っていましたがどれも失敗に終わっています。
これが日本発祥のMLMであれば、何とか踏ん張ってくれるかも知れませんが
、ユニシティジャパンは飽くまでも「世界中にあるユニシティ・インターナショナルの日本法人」であり、
日本市場だけが勝負どころではありません。
過去にも有力MLM企業が日本に進出したものの、
売り上げを伸ばすことが出来ずに撤退した、
という事例はあります。
ユニシティがそうなると限った事ではありませんが、
可能性としてはゼロではないと個人的には思っています。
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違法性は無い?
ユニシティの経営に違法性は無いと思います。
ただ、悪い口コミには強引な勧誘の報告が相当数ありました。
強引な勧誘=違法と思っても問題ないと思います。
断ってるのにしつこく勧誘してきた、学生時代の友人から久しぶりに「会わない?」と連絡があって現地に行ってみたら勧誘だった、などは違法です。
他にも、MLMには必ずクーリングオフ制度がありますが、
それに対する説明が無かったり、
クーリングオフを申し出てもあれこれ言い訳して逃げてクーリングオフ期間を凌いだり・・・。
これももちろん違法です。
【ユニシティ】はオススメか
ここまでユニシティについて検証してきましたが、私個人の見解としてオススメできるかどうか・・・
ユニシティはオススメできる?
やっぱり私としてはオススメする事はできません。
まず、ダウン会員を多く作らないとユニシティの報酬システムでは大きな利益を上げることはできません。
小売販売だけでは小遣い程度にしかなりません。
「ダウン会員の売り上げも自分の報酬に!」という夢のようなプランは、
そういった裏の顔もあるんですね。
逆に言えば
「ダウン会員を作って、そのダウン会員が売ってくれない事には小遣い程度の収入のまま」
とも言えます。
日本での売り上げが落ち込んでいることも、個人的には凄く引っ掛かっています。
MLMの場合、ビジネス会員と契約状態にありますが、
身分などを保障してくれるものではありません。
飽くまでも「自社製品を販売してもいいですよ」という権利だけが得られる契約です。
過去、海外資本のMLMが日本から撤退した例がある、と上にも書きましたが、
その中には悪い言い方をすれば「フェイドアウト」のような形をとる企業も多いんです。
これからの報酬はどうなるのか、
昇格したランクを保障してくれるのか、
それらを説明することなく撤退した、という事例はちょっと怖いですよね。
無責任だとは思いますが、そもそも企業側に正社員ではなく委託販売員に近いビジネス会員を守る義務があるのかがポイントになります。
MLMのビジネス会員は大きな報酬を得るチャンスであると同時に、
微妙な立ち位置になる事だけは覚悟しておく必要がありそうですね。
何をするのがいい?
MLMに参加するには、絶対的に人脈が必要になります。
「月々数千円の利益だけで良いから、仲の良い友達に勧めたい」
とまでユニシティの商品を愛用されているなら話は別ですが、
ビジネスとして考えればチャンスがあると同時にリスクを背負う事に繋がっているという点だけは考えておくべきでしょう。
ユニシティではありませんが、私の個人的な知人に以前MLMのビジネス会員として活動していた人がいます。
そのMLMはユニシティと比べても、「やりやすさ・見込める報酬」など総合的に見ると、大体同じぐらいだと考えて差し支えないと思います。
その知人はとても社交的で、多くの友人がいて仕事上の付き合いも幅広いんですが、
それでもダウン会員2人を作るに止まっていました。
全員そうなるよ!だからやめときな!と言いたいわけではなく、
もし「私は友達多いし、ダウン会員になんて簡単に作れそう」と思わない方が良い、と考えているだけです。
幅広い人脈と、それを活かす営業力、そして継続できるだけの経済力は全てMLMに参加するに当たって必要な条件です。
最低条件、と言っても良いと思います。
そういった事から、初めに取り組む副業としてネットワークビジネスは個人的に難しいのかなと思います。
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