今回は【NIKKEN】は本当に稼げる?その特徴・評判・口コミについてについて本当に稼げるのか調査してみてました!
先に結論を言ってしまいますが、【NIKKEN】はオススメできません!
それはなぜなのか、
- 個々の営業力がモノを言うシビアな面が大きい
- 人間関係にギクシャクしたものが生じる(メンバーとも)
※あくまで個人的意見です。
すでに登録してしまっていたり登録を迷われている場合は、“オススメできない理由”をお伝えしますので、気軽にメッセージ頂ければと思います。
目次
【NIKKEN】とは?
NIKKENは1975年、医療用具・健康関連商品の製造や販売を行う企業として福岡県で設立されました。
1975年当時、「株式会社日本健康増進研究会」として発足しましたが、世界進出を期に1988年に『NIKKEN INK』に、2005年に現在の株式会社NIKKENに社名が変更されました。
【身体的健康(Healthy Body)】
【精神的健康(Healthy Mind)】
【家庭的健康(Healthy Family)】
【社会的健康(Healthy Society)】
【経済的健康(Healthy Finances)】
この5つの「健康」企業理念として、世界中で親しまれる企業に成長しました。
これほどまでに世界中に認知されているNIKKENですが、私はやっぱり胸を張ってオススメできます!とは言えません。
その理由を一つずつ見ていきましょう。
NIKKENの概要
まずはビジネスの概要ですが、まとめるとこのような感じでした。
・健康を様々な角度から総合的に捉え、積極的なライフスタイルを提案
・リラックスや睡眠を重視した健康習慣で生命力を育む!
という内容でした。
NIKKENは数多い日本発のMLM企業の中でも特殊で、まず九州の福岡県でスタートし、その後世界へ展開。
国際本部・アジア本部・ヨーロッパ本部などを設立。
1999年にはダン・アンド・ブラッドストリートによる「5A1」の最高評価の格付けを取得しています。
日本は海外に比べてMLMに理解が無い国だと言われていますが、それにしても日本よりも世界で高い評価を受けている印象ですね。
それだけに中身はしっかりしているんじゃないか、というイメージが湧きますが、実際その通りだと思います。
日本では多少悪い口コミも目立つNIKKENですが、MLMに理解のある海外では商品と共にビジネスにおけるシステムそのものも高い評価を受けているそうなので、信頼できる企業と言っても良いでしょう。
それでもオススメできないのは、やっぱりなんだかんだ言っても日本にMLMの土壌が出来ていない、という点も引っ掛かっちゃいます。
MLMとは
MLMは「マルチ・レベル・マーケティング」の略称で、日本では『マルチ商法』『ネットワークビジネス』という俗称が一般的ですね。
マルチ商法なんて言うと悪いイメージが先行しますが、法律上は「連鎖販売取引」と言い、商品やサービスなどを販売するためのシステムとして、会員に口コミで宣伝させ、『卸業者』『小売店』などが受け取る筈の中間マージンが発生しません。
また、口コミという形をとるため広告宣伝費を使わず、更に人件費を「完全歩合制の会員を増やす」事で抑えています。
これら中間マージンや広告宣伝費がビジネス会員へ還元される、というシステムがMLMの大きな特徴です。
ねずみ講と混同されがちですが、法律では禁止されている無限連鎖講とは根本的に違い、商法的には違法ではありません。
NIKKENでは、このMLM方式を採用しています。
【NIKKEN】の商品や報酬
次にNIKKENに参加した場合、実際に販売する商品や報酬について見てみましょう。
NIKKENの商品は
公式ホームページを見ても、具体的な商品は会員にならないと知る事すらできません。
『人間の身体に良い影響を与える交番磁場』に関連する商品
『深い眠りをもたらす充実の睡眠』に関連する商品
『生体にとって調和する水』に関連する商品
『健康づくりのための食生活』に関連する商品(サプリメント)
『アポラクトフェリン配合の無添加基礎化粧品』
これらがNIKKENの主力商品です。
どれも科学的に研究を重ねた商品であり、業界からも高い評価を得ているようです。
報酬について
基本的にNIKKENでの報酬は小売りによる販売利益が主たる収入になります。
ビジネス会員としての登録費用は6,000円以上と多少高めに設定されています。
しかし、登録すれば会員価格・・・と言うよりは卸値での商品購入が可能となり、それを周囲の知人や友人などに定価販売することで利益を得ます。
そのほかにも規定の販売目標のクリア、自分のグループの収益によってボーナスなども支払われているようです。
ミネラルウォーターやサプリメントなどの比較的安価と言える商品もあり、売りやすい面もあると思うのでチャンスはありそうですね。
NIKKENの商品を購入してもらう、NIKKENのビジネス会員に参加してもらう。
利益確保のための活動しては、通常のMLMと大きな差はありません。
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【NIKKEN】の評判
結論から言ってしまえば、NIKKENの評判は・・・よくわかりません(笑)
ネットなどで散見される評判を見ていきましょう。
NIKKENの良い口コミ
・時間は経ったけど少しずつ稼げるようになった
・いくつかMLMをやったけどNIKKENが一番良かった
NIKKENの悪い口コミ
・商品代を考えると、ほぼマイナスになってしまう
・しつこい勧誘に遭った
・とにかく稼げるようになるまでの努力がハンパじゃない
商品に関する口コミは一切見つける事が出来ませんでした。
実際にNIKKENに参加した人のリアクションばかりでしたが、若干「稼げなかった」という方が多かった印象です。
【NIKKEN】のリスクは?
次にNIKKENにビジネス会員として登録した場合のリスクを見ていきましょう。
NIKKENのリスク
MLM企業の多くは、インターネットによる活動を禁止しています。
基本的に『高額になっちゃったけど良いものを作った。高額なだけに誤解されたくない、だから口コミに任せる』というのが、大雑把すぎますがMLMの理念です。
インターネットだといい加減な情報も一緒に流されてしまう、という懸念からの禁止です。
ネットワークビジネスと言うぐらいなので、口コミをする人(ビジネス会員)のネットワーク(人間関係)を利用した宣伝に限りたいんでしょうね。
NIKKENもインターネットによる活動は禁止しているようで、商品に関しては他のMLMにありがちな「ネットショップに商品があった」「メルカリなどのオークションサイトに横流しされてた」というような事はありませんでした。
もちろん、それは悪い事じゃないし、とても合理的だと思います。私個人として、オススメ出来る・出来ないを置いておくのであれば、MLMには好意的な印象を持っています。
ですが、人脈にも限りがあります。
社員を数十人・数百人を抱える社長さんだったり、友人や知人を残らず勧誘できるほどの営業力がある人なら話は別ですが、普通の人には難しい話ですよね。
先述しましたが、特に日本はMLMに対して風当たりの厳しい国です。
「ネットワークビジネスなんだけど」「印税的収入に興味ない?」などの一言で友人から疎遠にされてしまう、なんて話はいくらでも耳にします。
10人に声をかけたら、8~9人に敬遠されると思います。1~2人は話を聞いてくれるかも知れませんが、「登録費用や商品購入など、先に安くない経費が必要になる」と知れば、その1~2人も逃げていくかも知れません。
それだけ成功率が低い作業ですが、もちろんそれだけでは終わりません。
話を聞いた友人・知人は、きっと警戒心を抱く事でしょう。
いくらこちらが「良い話」だと思っていても、相手は「私を金儲けの道具だと思っていたのか」と思ってしまうかも知れません。
友人や知人が離れ、その事に嫌気が差したビジネス会員が活動をフェイドアウトしようとすると、今度はビジネス会員同士であるメンバーからの辞めないようにとの電話に悩まされるようになる・・・。
これらはNIKKENを実際に体験した人からの口コミです。
ネット上の口コミなので確実性には欠けますが、MLMでは珍しくもなんともない話です。
違法性は無い?
NIKKENに違法性は見受けられませんでした。
ただ、ビジネス会員による強引な勧誘は口コミで多々見られました。
中にはMLMにありがちな「食事に誘われたら勧誘だった」「人を紹介したいと言われて行ったらセミナーだった」という口コミもありましたが、これらは特定商取引法違反です。
【NIKKEN】はオススメか
ここまでNIKKENについて検証してきましたが、私個人の見解としてオススメできるかどうか・・・
NIKKENはオススメできる?
やっぱり私としては無責任にオススメする事はできません。
まず、出費がかかるという点。
アルバイトやパートとして働く場合、こちらがお金を払う事があるでしょうか。
制服の貸し出しや、身の回りの文房具など自分で揃えるための出費ぐらいはあるでしょうが、「ウチで働くには○○万円払ってもらう」と言われる事なんてありませんよね。
でも起業する場合、必ず出費が必要になります。
つまり、NIKKENだけではありませんが、MLMは起業するようなものなんです。
「片手間で稼げるよ」
「誰でも簡単に収入を増やせるよ」
なんて勧誘の文句は、嘘とまでは言いませんが、実現はかなり厳しいと思います。
それこそ、出費よりも収入を上回らせるためには、かなりの努力と時間が必要になります。
「トップの人は短期間で凄い利益を出したよ」
こういった文句も勧誘にはありがちですが、これこそMLMへの参加を起業と例えるなら『凄腕のオーナーさんだった』というだけの話です。
確かに参加するために年齢や性別、職歴などは一切必要ありません。
誰でも大金を稼ぐチャンスはあります。
ですが、それは飽くまでもチャンスがあるだけで、誰でも大金を稼げるというわけではありません。
何をするのがいい?
NIKKENで成功するためには、営業力(と言ってしまえば大袈裟ですが、つまりはトーク力やコミュニケーション能力)・経済力・時間です。
世の中の営業と呼ばれる仕事に就いている人は、確実性の高い営業ばかりしているわけではありません。
興味が無い人を振り向かせるのが主な仕事です。
NIKKENでビジネス会員になるには、その営業力こそ必要になってきます。
次に経済力ですが、基本的にお金が欲しいだけの人はNIKKENには向いてないと言うしかありません。
後々、報酬に繋がるかも知れませんが、先に払うお金が決して少なくないからです。
NIKKENの商品を愛用していて、損得勘定を抜きにして考えるような人じゃないと、私としてはオススメできません。
更に時間です。
NIKKENのビジネス会員になったら、NIKKENの商品やビジネスについて深く学ぶ必要があります。
違法性の項でも少しお話しましたが、軽く考えてた事が実は違法だった、というのは意外に多いんです。
そのための勉強の時間と、実際にビジネスにかける時間も必要になってきます。
よっぽど人脈や百発百中の営業トークを身につけている人でなければ、ホンの片手間にNIKKENのビジネスを展開する、なんて事は出来ません。
本腰を入れて、本業のつもりで取り組む必要があります。
これらを考えると、初めに取り組む副業としてネットワークビジネスは個人的に難しいのかなと思います。
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